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結局、世界のミステリーの最高傑作って何?
2011年5月 8日 管理人 | コメント(0) | トラックバック(0)
- 1 名前:名無しさん :2000/02/23(水) 04:04
- 題名のとおりです。
くだらん作品は読みたくないんです。傑作だけ読みたいんです。
特に最近の本は、つまらなくはないが、面白くないもんばっか。
国内・国外かまわないので、傑作だけ挙げてね♪
とりあえず、僕の読んだ数少ない中では、
虚無への供物、はこの中の失楽、ドクラ・マグラですかな。
まぁ、定番ばっかですが。

虚無への供物 (講談社文庫)
中井 英夫

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)
竹本 健治

ドグラ・マグラ (角川文庫)
夢野 久作
いや、のけぞった。凄すぎる。そうか、これが本物のミステリーなのか。
分厚けりゃいいってもんじゃないんですね、ミステリーって。

オリエント急行の殺人 (創元推理文庫)
アガサ クリスティ
試行錯誤して、探さない事には、
本当の良さは分からないよ。
くだらん作品を読まないと、傑作の良さはわからないっていうことですか?
比較しないとわからないってことか???
ちょっと、わからん・・。
傑作だけ読みたいというのは、わがままかもしれませんが、
やっぱ初めに虚無~とか読んじゃうねぇ。
これと同じレベルじゃないと楽しめなくなってるんで・・。
個人的なお勧めでもいいので、教えてください。
結局面白いものを見つけるまでには下らんものも山ほど読まなくちゃ
ならないわけですよ。比率はちょっとは下がるかもしれないけど(^^;)
とりあえずカーの「火刑法廷」ですな。

火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)
ジョン・ディクスン・カー
その気持ちは良く解る。ミステリ名作ベスト100とか、そういう表を
潰すように次から次へと読んでいった人は結構いると思う。
ただ、お勧めを募る場合は、ただ傑作とかいうんじゃなく、だいたいの
作品傾向を挙げておかなければ皆は勧めにくいんじゃないだろうか。
たとえば、1で挙がっている3作のように、狭義のミステリの枠に
とらわれない超絶作品を、とか。
かなりの通人から、初心者まで、
誰が読んでも傑作、というのが。
ミステリ板に何度も名前が出てくるようなのがそうだ。
がんばって探せ。
それどころか、ギリシア悲劇にまで遡れる。
うーん・・ベタだけどやっぱり『Yの悲劇』をすすめる(誰が読んでも面白いと思うから)
その手の人好きそうな作品としてよくすすめられるようなの『ホッジ連続殺人』とかは、自分は全然面白くなかった

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)
エラリー・クイーン
でも、なんか最近の「今年度ベスト10」とか、話題の作品読んでも、
虚無~に代表されるような往年の名作と比べるとレベルが違うとゆーか、
満足感が全然違って、がっかりしてたので、こんな質問してしまいました。
ということで、再度質問したいのですが、
「読んだあとにクラクラくるような作品」でお勧めなのってあります?
なんかこう、現実と物語がシンクロして目眩がするような(笑)
虚無~とかドクラ・マグラとかの面白さってそこだと思うので。
あ、割とそういうの好きです。
文学ミステリーとでも言うんでしょうか。
ドグマグもいうほど面白くないんで
よね...私が一番読後危険な状態に陥った(@_@; のはウンベルト・
エーコの「フーコーの振り子」ですが...あんまりオススメできない。
あるいは麻耶雄嵩「夏と冬の奏鳴曲」もそういう系統なのかも
しれませんが、私はこの作者は基本的に幻視力がなく、眩惑部分を
蘊蓄や単なるはぐらかしで誤魔化していると感じるので...
ごめん。全然オススメになってないや。
なるほど、人によって評価ってだいぶ違うんですねぇ・・。
僕の場合は、友人に勧められて、いわゆる探偵小説で初めて
読んだのが虚無~だったんです。それ以後、いろんな本を読み漁った
けど、あまりにレベルが違いすぎて、なんか、すし屋にいって一番
初めに大トロを食べてしまった気分だったんです(笑)
他のネタもまずくはないんだけど・・・みたいな。
駄作だろうとなんだろうと読み漁って、自分で見付けてください。
でも虚無への供物って、アンチミステリって呼ばれてるような...。
これに『黒死館』が入れば日本四大ミステリのできあがりです。
...ということを書いている清涼院流水氏の作品に一票。
好きな人は好きだが、そうでない人には猛反発をくらう作品です。
こういうのも一度読んでみてはどうでしょうか?
信者の私が言うのもなんだが、初めて読んだとき全てを理解する事が
出来なかった等初めてだ。
こういう理解が不能なものなどが大傑作というものになるのだなあ、と感じた。

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)
麻耶 雄嵩
『黄色い部屋の秘密』
古いっすけど・・
よんでみます!いやー、楽しみ♪
>19
ある本によると、虚無、ドクマグ、黒死館が戦後の3大ミステリー
らしいっす。
読み易さは、虚無>>>ドクマグ>黒死館ってとこでしょうか(笑)
とゆーことで、黒死館だけ未読です・・・。
2年前位から本棚にあるんですけど。
面白かったですか? >読んだ人
あ、オレは「そして誰もいなくなった」ね。ベタだけど。
一人ずつ死んで行くサスペンス、意外な犯人。
この板に来る人で、読んでない人っているのかな?

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
確かに昔初めて読んだ時はびっくりしたけど
小説としての完成度って意味では稚拙すぎると思う...。
最後の数ページの意外な結末ですべてを許せるってのが
本当のミステリーファンの読み方とは思えないなあ。
完成度が高いと思うミステリの例を挙げてみてくれ。
本当のミステリーファンの読み方というものを、ぜひともご教授いただきたい
と思うのでな。
そこまで断言しちゃうのはちょっとね。
とんでもない駄作を読んじまった時の「誰かにこの怒りを訴えたい」っていう衝動とか
さらにたまたま、その「駄作」を知っていた同志に巡り会って
「あそこがダメ」「ここが最悪」と、コキ下ろしまくる快感も
本好きの醍醐味なのに(笑)「駄作はネタだ」とみなさん多少は思ってますよね?(まぁモノには限度はあるけどさ)
俺も「そして誰もいなくなった」は推すね。
最初、ナニも知らずにタイトルに惹かれて読んだとき、かなりドキドキしたよ。
でも、「ABC殺人事件」は途中で挫折した。
このスレッドの主旨が「傑作ミステリーとは」って事
だったので、その定義が
「ありえないようなトリック」や「意外すぎる真犯人」
だけだと誰もが思っているわけではないのでは?
と言いたかったんです。
当然反論はあるでしょうし、そもそも正しいミステリーの
読み方なんて言葉を出したこと事体おかしかったのは認めます。
でもあまりに突拍子もない結末を迎えると、引いてしまうって事
ありません?
日本だと、『虚無への供物』。

薔薇の名前
ウンベルト エーコ
星降り山荘の殺人っていうのは間違っていましたか?
んー。あれは都築道夫の「75羽の烏」を読んでないと面白さは分らな
いと思います。
(読んでいても分らないという説もある)
面白かったです。
SFだけど、案外アシモフの「ファウンデーション」(ハヤカワ文庫)
なんか、お好みにあうんじゃないでしょうか。
凡百のミステリよりミステリセンス炸裂だと思うんですけど。
奇妙な謎と、その論理的な解明。そして、ロジックの美学と
世界が揺らぐような驚き。お勧めですが。

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
アイザック・アシモフ
確か、前に世界SF大会だかの投票で、歴代ベスト1作品になってた。
SF畑から出すとすれば、掛け値なしの傑作と言っていいんじゃないかな?

さむけ (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-4)
ロス・マクドナルド
やな話しだけど、なんか忘れられない。
あ、でもミステリーじゃない、かな?
しかも傑作、というよりは奇妙な小品といった趣きですが。
でも、好き嫌いは分かれる。
「白雪と赤バラ」エド・マクべイン
「源にふれろ」?
「心引き裂かれて」?
「ブラック・ダリア」ジェームス・エルロイ
「ホッグ連続殺人」デアンドリア
「警察署長」?
「推定無罪」
「薔薇の名前」ウンベルト・エーコ
「レッド・ドラゴン」トマス・ハリス
「墓場への切符」だった・・・・
ミステリー史上、最初で最後の奇跡
いや、マジでこれでしょう。
イワンとアリョーシャの会話には悶絶。
ちょっと、古いけどドナルド・A・スタンウッドというヒトの
「エヴァ・ライカーの記憶」おもしろかった。
この作家さんの他の作品ってないんでしょうか??
参考までに、アップしておきます。
海外
1.Yの悲劇
2.幻の女
3.長いお別れ
4・そして誰もいなくなった
5.鷲は舞い降りた
6.深夜プラス1
7.樽
8.アクロイド殺し
9.僧正殺人事件
10.ホームズの冒険
国内
1.獄門島
2.虚無への供物
3.点と線
4.不連続殺人事件
5.黒死館殺人事件
6.ドグラ・マグラ
7.本陣殺人事件
8.黒いトランク
9.戻り川心中
10.刺青殺人事件
当時のミステリ界の人々に大規模なアンケートを行った結果だそうです。
時代的には、新本格のビッグバン前夜、というところでしょうか。
私としては、連城三紀彦の「戻り川心中」が高位に来てるのが嬉しい。
2CHではあまり言及されないけど、いいミステリ作家だと思いますよ。
でも点と線ってどこがすごいんだろ
当時としては斬新だったにしても納得できん・・

黒いトランク 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
鮎川 哲也
何故か題名すらも知らなかった。有名なんですか?
他はみんな読んでるのに。
私はクリスティ、クイーンの次にアイリッシュにはまりました。
そもそも作品数の少ない人だから、あんまり認識されてないのかなぁ。
他のアイリッシュ作品はともかく、「幻の女」はかなり面白いと思いますよ。

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))
ウイリアム・アイリッシュ
「黒衣の花嫁」と「喪服のランデヴー」も素晴らしい!
泣けます...!
大時代だしね。でも面白い。
「暗闇へのワルツ」も面白い。
「暁の死線」、確かにいいですね。いかにも青年が書いたようなみずみず
しさにあふれています。あのようなてらいのない、自然にあふれ出るロマ
ンティシズムは青年の特権ですよね。
次にいいのは「夜は千の眼を持つ」かな?

暁の死線 (創元推理文庫 120-2)
ウィリアム・アイリッシュ
アイリッシュは「死者との結婚」もおすすめ。
多分上記の海外の名作はほとんど中学、高校の頃に読んだので、
こういう大人っぽい感じのする題名に気がつかなかったのでしょう。
その後は急に国内作品に行ってしまったものですから。
早速探して読んでみます。
かなり奇妙な家族の「血族関係」に巻き込まれちゃうお話。
すごくおもしろい。とっても変わった内容で、こんなものは生まれて
初めて読んだってカンジでしたよ。でも、あと味はかなり悪いです。
でも、読まないでいるのはもったいない作品だと思います。
傑作っていうか、是非みなさんに読んでいただきたい作品です。

暗鬼 (文春文庫)
乃南 アサ
すみません、読んでないです。ホラーはちょっと苦手で...
老後の楽しみにとっておきます(^―^;;;

哲学者の密室 (創元推理文庫)
笠井 潔
ごめんなさい実は哲学も苦手です。「哲学者の密室」は第一章を半分位
読んでリタイアしました。カケル君シリーズで最後まで読んだのは「ア
ポカリプス」と「薔薇の女」だけなんですが、「薔薇の女」のアンドロ
ギュノスの所を読んでお昼ご飯をもどして以来、今一つ熱心に読む気に
にはなれません(ああまた思い出してしまった...)。
「薔薇の名前」はよかったですねー。海外ミステリはあまり読まないの
ですが、これだけはさすがに別格です。冒頭にホームズそっくりのバス
カービルのなんとかさんが出てきて笑わせてくれるので自然に物語の中
に入っていけます。
しかし一方微妙にミステリのツボをはずしてるような気もします。
あれだけ舞台が広いと「館もの」に特有の閉鎖的サスペンスがうまくか
もせないというか...
エーコでは他に澁澤龍彦「マドンナの真珠」を思わせるバカミスのテイ
ストを持った「前日島」がけっこうすきです。「ペルシャ猫の謎」が好
きな人(!)には絶対のお勧めです。

前日島
ウンベルト エーコ
あれはおもしろかった。
でもミステリじゃないと思うけど・・・
「生ける屍の死」
「マギル卿最後の旅」
「ホッグ連続殺人」
「ウッドストック行最終バス」
あたりで迷ってる
ブラウンのエド・ハンターシリーズも
なかなか
読後、世界がちがってみえました。
でも、学生のときに、あんまりイイ本を読んじゃうと、あとが辛いっすね。
あんまり面白くなかった・・・。
一番優れたテクスト(短編集を含む)ということなら、ベタベタですが「ブラウン神父のイノセンス」をお勧めします。トリックもいいけど、奥が深い。創元では「~の童心」ハヤカワでは「~の無知」という邦題で出てます。

ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)
G・K・チェスタトン
日本で今でてるのは訳が悪い。
チェコ系の苗字です
「見えないグリーン」いいっすね!!
私が初めて読んだミステリがホームズ物で次にアガサに入ったんですが、
オリエントめちゃくちゃおもしろく感じました。
オリエントとそして誰もは自分の中では評価高いです。
「そしてボビーは死んだ」
を挙げないんですか?
・・・って小説じゃねえや(死
でも傑作
を挙げとこう。
ロジカルな本格、謎と必然性。
早川ポケミスでは、シリーズ途中までしか刊行していない。
なんとかしてくれ。しょうがないから、「Someday」、訳して読んだやんけ!
わーい、エリザベス・ジョージ好き。(^^)
けど、『そしてボビーは死んだ』が最高傑作かな?
んじゃあどれ、って聞かれると困るんですけど。(笑)
「そして誰も~」はスリルと意外な犯人で面白い。
完全犯罪ものでは「わらの女」が面白かった。
でも彼女の作品はどれも恐ろしく濃いので、1さんにはお勧め。
が最高、おすすめです。
国内では、松本清張の「砂の器」が一番、おすすめ。

占星術殺人事件
島田 荘司
現在の法医学で鑑定すれば一発でバレるトリックを使ってるのは減点
だと思うが...。
人生のかなりの初期で読んだミステリーなので、また読んでみたいんだけど、作者忘れちゃったんです。
筋は確か、「目が覚めたらシャツに血が付いてて、自分は誰かを殺してしまったらしい。でも実は、真犯人
がいて、そいつを突止める・・・。」っていう感じだったんだけど。
どちらかというと、読書傾向から見るあたり、基本的な「本格ミステリとは?」
といった問題から考えてもいいかと思う。
なにせアンチ系ばかり3つも例として出してくるのは、ちょっとミステリファンと
しては、変かも^^;
ということで、わかりやすいミステリ論として
都筑道夫「黄色い部屋はいかに改装されたか」をオススメしとく。
ミステリとは何か、及びその方法論を考える上で、参考になること請け合い。

黄色い部屋はいかに改装されたか?
都筑 道夫
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